交通事故の中で多いのが「むちうち」です。
首が痛いと言う人の中に、過去に交通事故でむちうちになって、「ちゃんとよくならなかった」と聞くことがあります。
なぜこのようなことが起こるのでしょうか?
またなぜ交通事故のなかでむちうちが多いのでしょうか?
むちうちとは
むちうちとは交通事故などにより首に不自然な力が加わり痛みや制限など起こり、ひどい場合はシビレなど現れます。
首の可動域の限界を超えてしなり鞭を打った様な形になるため「むちうち」と呼ばれています。
むちうちは色々な呼び名がありむち打ち症、むち打ち損傷、外傷性頸部症候群、頸椎捻挫など有ります。
診断書では外傷性頸部症候群(がいしょうせいけいぶしょうこうぐん)・頸椎捻挫(けいついねんざ)と記載されると思います。
むちうちが多い理由
成人で頭部は体重の8%、平均で5㎏ほどといわれています。
5㎏の頭部を首だけで支えているのでとても弱い部分です。
また、首の骨は腰部と同じで生理的前弯があり構造的にも損傷を受けやすいです。
そこに普通自動車1~1.5トンの鉄の塊が衝突してくればいかにむちうちが交通事故の中でも多いかがお分かりいただけるでしょう。
むちうちでよくならない理由
最初は大したことでもないと思っても悪化してくるケースは非常に多いです。
そこで大切なのは初期の処置が重要になります。
初期の処置を正しく行う事で「ちゃんとよくならなかった」なんて事は減少していくでしょう。
しかし初期の治療を正しく行わない事により症状は変化していきます。
痛みを逃がすため悪い姿勢で過ごしている間に痛みは減少していきますが拮抗筋のバランスが崩れたり関節に制限が起こります。
関節に制限があると筋力が低下したり関節の可動域の減少が起こり運動制限が起こります。
可動域制限・運動制限があると症状が複雑化してしまいます。
交通事故から時間が経過しても運動制限があるので長時間のデスクワークや運転などで痛みや違和感を感じるようになります。
このようなことで「ちゃんとよくならなかった」と言う方が多いです。
それ以外に、事故の被害が大きい場合後遺症が残る場合があります。
むちうち治療
当院では初期の治療を正しく行い経過を追って治療して行きますので安全で評価をいただいております。
いろいろな補助具・治療器・治療法をご用意しており後遺症など残さないよう施術しております。
頸椎カラーなど
物理療法(SSP治療器)
例え軽微な損傷でも取りあえず受診することをお勧めします。
倉林接骨院では被害者の方が受診しやすいよう夜22:00まで受け付けております。
TEL0274-50-8804