交通事故で病院/整形外科から転院や通院の疑問をくわしく解説

2017/01/23

交通事故に遭いケガをした時、搬送された病院や現場から近くの整形外科などで最初は診断していただき治療することが多いことでしょう。

しかし自宅から遠い、時間に間に合わない、日曜日や祝日がお休みでなかなか通院できない、仕事の場所が遠く通院したいけどたいへんだなどの状況の方は転院を考えるここと思いますが、こんなときは転院したいけどいいの?

近くに接骨院があるけど転院していいの?

そもそも接骨院に通院してもいいの?

などお困りの方に転院・通院の疑問に思うことや、転院・通院の手続きさらに準備するものなどわかりやすく説明していきます。

 

 

接骨院への転院の手続き

交通事故治療の流れ

まず接骨院とはどんなところで、どんなことをする場所なのかわかりやすく説明しますと「捻った、ぶつけた、伸ばした」などのケガ人を回復させるために、お話を聞き・目でみて・触れて確かめ・動作を確認し手を使って治療するところです。

昔から身近な存在で、「ほねつぎ」などといわれておりました。

「ほねつぎ」とは接骨院のことで柔道整復師と言う国家資格を持つ人が治療をしています。

接骨院ではこの柔道整復師と言う国家資格により保険が使えます。

もちろん自賠責保険でも使用できますし、自賠責保険は無料で治療が受けられます。

 

 

転院手続きの書類は不要

転院の手続きに書類など特に用意する必要はありません。できるだけスムーズに悩むことなく簡単にできりやり方で、あなたが選んでかまいません。

 

接骨院に連絡

 

転院する接骨院に書類など用意する必要はありませんので電話で診療時間内に住所、氏名を伝え交通事故でケガ(むちうち)をして病院、整形外科に通院中ですが転院したいとお申し付けください。 (倉林接骨院の場合は連絡しないで直接来院していただいても大丈夫です。)110番通報

 

次に保険会社に転院することを伝えます。

もしかしたら、あなに保険会社から接骨院には転院できません!!と言われるかもしれませんが治療先を選ぶ権利は被害者にありますので「接骨院に転院します」とお伝えください。

 

病院/整形外科に連絡

通院を中止する病院・整形外科にも連絡しなくてはいけません。

病院・整形外科には診療時間内に電話で受け付けの方に、住所、氏名と交通事故で通院中でしたが中止し転院しますと伝えます。

どうしてですか?と聞かれたら素直に理由は遠い、時間が取れない、土日も通院したいなど、事情を説明し連絡してください。

もしも電話でうまく説明する自信がない方は、「接骨院に転院します」と保険会社に連絡するときに病院、整形外科は中止しますと保険会社から連絡してもらうのがいいでしょう。

保険会社に連絡

保険会社へ連絡

相手(加害者)の保険会社の担当の方に連絡します。病院・整形外科が遠い、日曜日に治療を受けたいなどの理由を説明し接骨院に転院しますと伝えます。

このときに病院・整形外科に中止の依頼、接骨院に転院の依頼を保険会社の担当の方にお任せすると1度の電話で終わります。

 

 

 

保険会社からの書類

転院手続きが決まると保険会社から同意書なるものが送付されてきます。

同意書の内容を読んでも何に同意しているのかわからないかもしれません。

かんたんに説明しますとこれは接骨院からあなたの治療内容の書類を取り寄せる時に、通常ですと守秘義務があり取り寄せることがでないので、取り寄せることに同意してくださいという事です。

これにより治療経過、通院日数がわかるようになっていますので住所、氏名、日付を記入し印鑑を押して提出してください。

 

接骨院に持っていく書類

警察に届け出した診断書のコピーをご持参ください。

なくてもかまいませんがあるとケガの場所がわかるので治療がスムーズに行われます。

基本的に診断書に沿って治療をしますが、ケガの場所がすべて書かれているわけではありませんので気になるところはお申し付けください。

最初の診断と違う場所が痛い場合もお申し付けください。

数日後痛みが出ることが多いので、あなた自身が納得のいく治療を受けるために必要でとても大切なことです。

 

接骨院に転院してからすること

転院を決めたのはいいけど、接骨院で治療を受けたことがないし交通事故治療はどんな事をするのかな?とちょっと心配になるかもしれません。

来院からのながれを簡単に説明します。

予診票(問診票)

予診票を書いていただきます。

住所、生年月日、名前、職業、電話番号(自宅・携帯どちらでも可)を記入します。

いつ事故に遭いましたか、どこが痛いですかなどいろいろ記載していただき思い当たることはすべて記入してください。

事故の場所、事故の状況、相手(加害者)の保険会社、あなたの保険会社などの記入もお願いしています。

 

検査

まず初めに予診票に記入いただいたことをより細かくお聞きします。どこが痛いか、どうすると痛いか、いつから痛いかなどあなたのからだの現状を把握していきます。

そのあとに検査をしますがどんなことをするのかかんたんに説明します。

視診

ケガの場所を目で見て確認しすることから始まります。

赤くなっている、腫れている、内出血がある、左右差があるなど見ていきます。

機能障害

機能障害とは動作がスムーズではない場所、運動に制限があることろです。

機能障害の場所がどこにあるか上や下、右や左の動きまたは曲げたり伸ばしたりして関節の動きも確認します。

触診

触れてみることでいろいろなことを確認します。

触診を行い炎症が感じられる、腫れている、押すと痛い、など確認します。

 

その他に必要とする検査があれば行います。

説明

問診で記入いただいた痛いところを検査し現在の状態や治療内容についてくわしく説明し理解し同意がえられれば治療を開始いたします。

接骨院ではインフォームド・コンセントを欠かしません。

インフォームド・コンセントとは対象者(被害者・患者)が説明を理解してそれに対して合意することです。

 

 

治療に入る前の注意点

服装について

視診や触診でくび、こし、ひざ、ひじなど確認するときに肌を直接見させていただきますので肌を出しやすい服が好ましいでしょう。

また、会社帰りでスーツやスカートなどの方はそのままでもかまいませんが、ジャージやハーフパンツなど持参するといいでしょう。

なぜかといいますとマッサージなど行う時に、大切な服が少しではありますが傷んでしまう可能性があるからです。

貴重品について

携帯、時計、メガネなど貴重品は落としたりキズついたりする可能性がありますのではずしておきましょう。

現金なども必要ありませんのでまとめて保管してください。

荷物を置く場所について

荷物を置く場所は、ベットの下にかごをご用意しておりますのでご利用ください。

あなたからいちばん近い場所なので余計な心配などせずに治療が受けられます。

 

 

いよいよ治療がはじまります。この時にベットにうつぶせになってもらいますが胸が痛い・気分が悪い・苦しいなどあればお申し付けください。ちがう方法であなたにとって楽な姿勢で進めて行きます。

 

 

接骨院の通院のしかた

接骨院で治療が始まりますがどのくらいでどんなかんじで通院すればいいのかかんたんに説明します。

治療開始時期

痛みが強く炎症など起きていて何もしていないのに辛い方などは毎日通院するように指導しています。

また、仕事がどうしても休めないなどの方も痛みが減少しにくいので毎日の加療が必要です。毎日の痛みを減少させることがとても大切です。

疼痛減少の時期

痛みが少なくなって来たらマッサージ、運動療法、牽引療法、など組み合わせで取り入れ機能障害の回復を目指します。

症状や状況に応じて毎日通院する必要はありませんが基本的にはあなたの自由です。

治療後期の時期

痛みや動きがだんだん良くなり終わりが近づいています。

1週間に2~3日程度の治療で回数を減らし体調を確認していただきます。終了しても心配がない、気持ちに不安がなければ終了となります。

接骨院の通院のしかたはおおまかな目安です。

男性なのか女性なのか、子供なのか年配の方なのか、体格がいいのかやせているのか、被害の大きさや精神的ダメージなど症状や状態により対応や治療内容も変化しますのであらかじめご了承ください。

まとめ

いかがでしたか、転院はむずかしいことなどありませんね。

交通事故の悩みはつきませんが、解決のために少しずつですが役に立つような記事を書いていきます。

 

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